こんにちは!
昨日の長岡市は暖かく、路肩の雪もかなり解けました。
だんだん暖かくなると思いますが季節も変わり目ですのでくれぐれも体調管理にはお気を付けください。
本日は、少しだけお時間をいたきまして11年前に発生した東日本大震災の被害を知ることができる私が行ったことのある施設を紹介します。
私も南相馬市の小学校で地震の被害に遭い、さらに東北電力福島第一原子力発電所の爆発事故の被害にもあいました。
11年という長い月日がたち、少しずつ記憶が薄れてきていることかと思います。
これから起こるであろう災害に備えるためにもぜひ一度、立ち寄ってみることをお勧めします。
1. 東日本大震災・原子力災害伝承館
福島第一原子力発電所から約5kmのところにある東日本大震災・原子力災害伝承館。名前からも分かるように、複合災害の記録や教訓、また少しずつ復興している過程、震災を経験した人の経験談など多くの展示物や記録が残されています。この施設で大体の原子力災害については学べ、理解をすることができます。
現在、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所をロシアが包囲して電力をダウンさせたり危険なことをしています。福島県民はぞっとしたニュースかもしれません。
建物自体もかなり新しく、子供でも防災を楽しめるスペースもありますのでご家族で来てもよいかもしれません。
2. 震災遺構 浪江町立請戸小学校
一昨日、初めて建物の中に入って見学してきました。
以前までは外からしか見ることができなかったので行ってまいりました。
展示物は、浪江町のこと、請戸小学校のこと、津波の際の実際の避難の様子を絵や展示で紹介されていました。
小学校の建物内の一部は津波の被害を受けたそのままになっていました。
その様子を少しご紹介します。
2階の床まで津波が押し寄せた請戸小学校は写真のように大きな被害を受けています。校舎の1階は壊滅的、体育館も外の階段にはがれきの山、体育館の中の床は陥没しています。津波の威力、被害の様子が間近に感じることのできる施設です。
津波を安易に考えずに大きな地震や津波情報がでたらすぐに避難しましょう。
この請戸小学校の生徒、先生は誰一人として津波に流されずに近くの大平山に避難しています。1年生も午前下校でしたが全員無事でした。避難の大切さも学ぶことができます。
テレビの多くは復興した映像が見られたり、東京オリンピックも復興五輪として開催していました。
皆さんは11年たった今でも今まで住んでいたところに帰れない人がいることを知っていますか?
除染された土が見えない場所にまだたくさん残されていることを知っていますか?
11年たった今でも帰還困難区域に指定され故郷に帰れない人がまだ多くいます。私は、よくその地域を車で通りますが車だけが通り、人がいない、家の前にはバリゲート、多くの道が閉鎖されています。
11年たった今、改めて震災の被害に遭った地域を見ることでこれから起こるであろう災害への対策へもつながります。
今後、関東での大地震や富士山についても時たまニュースで見受けられます。
今からでも対策をしていきましょう。。
本日は3月11日。東日本大震災から11年。
私もあの時から11歳年を取り、4月から東京へ就職することになりました。
自分が経験したことをこれからの人生に生かせるようにしていきます。
それでは。。。