8年経っても...

こんにちは!

ババタクです!

 

自分は今福島県南相馬市に来ています。

 

今朝は風も吹き荒れ、重い雨が降り続いています。

 

東日本大震災より早8年。

長いようであっという間に過ぎていました。

 

自分は震災当時、この南相馬市にいました。

あれは、帰りの会の時間だったような...

 

帰りの会が順調に進んでいました。

すると2時46分、ある男子が

あれ?揺れてない??

と言ったのですが自分は全く気付きませんでした。

するとその2秒後急に大きな縦揺れが襲いました。机の下に隠れましたが大きな縦揺れともあり机の下と頭が激しくあたりとても痛かったのを覚えています。

 

が、津波で亡くなった方より痛みは...

10数メートルの津波なんて見たことありますか?

地震と戦いながら学校のテレビを通して見てましたがそれはそれは恐ろしい。

自分は、車に乗った人が、走っていた人が、屋根の上にのってる人が津波に流されるのを見ています。

 

弟の友人もあの津波に飲み込まれお亡くなりになりました。その子のおばあさんも。

死者行方不明者は約22000人

なんの罪もない普通に生活していた人があの一瞬で多くの人が命を失ったこの現実を我々は受け止めなければなりません。

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(浪江町)

 

小学3年あの時は自分の無力さ、何もできない悔しさがひしひしとこみ上げてきていました。

 

その後、原発事故が発生し、福島県はあれに荒れまくりました。

 

あの日から8年。

元の住人は戻りつつあるがほとんど戻ったは来ていません。

なぜなら住めるような環境ではないからです。

お店なかったり、交通手段がなかったり。

 

国は住人を元に戻せばそれで解決なのだろうか

 

それではおかしいと思います。

住めるような環境にしてから住人を戻すのならまだわかりますが、そんな状況じゃない。

政治家の人が住んで見ればわかります。

みなさんが被災地に足を運べばわかります。

 

不自由なく生活なんて無理です。

 

3.11が近づくにつれて体の調子がおかしくなる

祖母はそう言いました。

テレビを見ると震災の話ばっかりでその映像を見ると嫌な記憶が蘇ってしまうんです。

 

最後に、いつ親が死ぬか分からない、友達が、彼氏が、彼女が、親戚が。

人間は有限。

時間は限られています。

人生一度っきりの大切な時間を無駄にせず過ごしてほしい。

 

自分は震災を津波原発事故を経験してる身からこの現実をお伝えする義務があります。

また、亡くなった多くの方の分まで生きなければなりません。

これからも人間の命の大切さ、この震災の悲惨さ、今の状況を皆さんにお伝えし、これからも時計の針が回る限り精一杯生きていこうと思います。

 

今日は重い話になりました。

それではまた!!

 

ワスレナイ3.11

東日本大震災